グルーデコで人気のデコウォッチ。
様々なタイプの時計にデコれるのが特徴なのですが、使用する時計、土台によってグルーの量もバラバラになるのです。
作りたいけど難しそう。
オリジナル作品を作ってみたいけど、レジュメ買うのもなぁ…
なんでそんなにピッタリな量で作れるの???
グルーの量はどうしてるの?
講師からも聞かれる、グルーの量を決めるためのコツ。
ぜひご覧ください。
まず、写真でご覧ください
今回は一枚の写真に金属タイプの時計のスワロフスキーグルーデコの作り方の流れをまとめてみました。
写真の左上に二種類あるのが分かると思います。
シリコンバンドのタイプと、金属のタイプ。
バンド部分が樹脂なのか、金属なのかで全く違う作品になります。
どちらも、私オリジナルのグルーの量。
そして、スワロフスキーの配置です。
お客様からのリクエスト。華奢なものが欲しい!
シリコンバンドタイプの時計のレッスンをして来た中で、華奢なタイプが欲しい。
そんな声をいただくことが増えてきました。
私自身手探りでベースとなる時計を探し…
細身の金属バンドタイプを見つけ、これにデコレーションをする事にしました。
これならレッスンでも使える!
バンドの部分のコマも調整できるし、電池交換ももちろんできる。
レッスンアイテムとして良いベースを見つけたので、試作をした時の写真が上の写真なのです。
グルーデコの作り方をまずは復習してみましょう
流れを簡単に解説しますね。
- まず、グルーデコのグルーA材とB材を同量混ぜます。
- 時計の文字盤の周りにグルーを貼り付けます。
- 形を整えたら、スワロフスキークリスタライズなどのチャトン(後ろが尖っているもの)を軽く配置します。
- 全体の配置を良く見直し、チャトンの裏がしっかり隠れるまで優しくチャトンを押します。
- 24時間置いたら硬化(固まる)するので、硬化後にアルコールウエットティッシュで表面を綺麗にして完成!
私がこの中で一番ポイントになるのが、1番のグルーを混ぜる所。
混ぜる前に使う量がしっかりと分かっていると、余らせる事も、足りないから追加で混ぜなくては。
なんて事も防げるのです。
グルーの混ぜ方のコツは、雫ペンダントの作り方ページで解説しているので、ご覧ください。
グルーデコで使うグルーの量を決めるコツ
生徒様によく聞かれるのが、グルーの量はどうやって決めているのか?
という事です。
私は感覚でやってしまうのですが、生徒様にいつもお伝えするポイントがあるので書いてみますね。
デコウォッチの場合、文字盤の周りに使うだけなので、グルーの量はパッと見て少ないかな?と思うくらいで大丈夫。
アクセサリーを作るよりも少ない量ですね。
文字盤の周りにだけグルーを乗せますが、厚みは使用するチャトンの深さより少し低めがベストです。
仮配置をしましょう
一度、A材または、B材のみを文字盤の周りに合わせて置いてみると、全体の使用量が分かりますよ♪
グルーは、混ぜてしまうと硬化(固まる)が始まってしまうのです。
A材(色付き)、B材(艶のある白っぽい色、全部に共通している)のみでしたら、硬化しないので、仮置きをしてみるといいです。
使うベースに貼り付けてみるのです。
B材の方が、外しやすい&全てのグルーに共通しているので、便利です。
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この段階で、スワロフスキー(チャトン)の仮配置をするのがオススメ。
混ぜる前のグルーなので、チャトンを置いても固まりません。
配置や色をこの段階で決めても良いですね♪
置いてみて、この量だ!!
と決まったら、グルーを外しましょう。
量を計ります
外したら、スケールで量を計ります。
WグルーはA材B材を1対1で混ぜますから、トータルの量を半分に割ってくださいね。
お気に入りの土台を使って再び作る時にも、量はメモしておくと便利ですよ♪
ちなみに。
外したら、アルコールウエットティッシュでよく拭いてください。
そして、土台を乾かしてから使用しましょう。
スケールは、精密スケールというもので、0.01グラムまで計れる物を使うととても便利です。
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グルーを置いたあとは、綺麗にアルコールウエットティッシュで拭きましょうね♪
使う量によって、表情が異なります
ボリューミーに見せたい場合と、華奢に見せたい場合。
それぞれにグルーの量も、スワロフスキーの数や大きさも変えてみると、同じ土台を使っても表情が全く違って見えます。
同じ土台なのに、こんなに違うの??と、驚かれる事がやはり多いですね。